2023年02月04日

みんなの家廃止対象7施設に個別対応を求める請願を726名の署名と共に市議会に提出

横須賀市内各地にある青少年の家は、利用者を全年齢層に拡大したみんなの家となって自宅近くの各地域にある、市民の居場所、スポーツ、読書、サークル活動等の交流の場として、長年各地域の市民に愛されながら、利用されてきました。

今横須賀市は市内のみんなの家のうち旧耐震基準の7施設(追浜、坂本、衣笠、浦賀、鴨居、久里浜、大楠)を令和6年3月末までに廃止し、小学生に放課後子ども教室という代替施設を近隣小学校に設置することを計画しています。

 しかし、これについて令和4年10月に行われた説明会では、参加者から、

(1)各施設で利用率が違う(衣笠は追浜の3倍)のに、一律に廃止するのはおかしい。
(2)初めに廃止の結論ありきで、事前に利用者のニーズがリサーチがされていない。
(3)みんなの家は高齢者にとって身近な公共施設で遠方の施設の利用は不可能である。(特に、衣笠みんなの家)このままではサークル活動をやめなくてはならない。
 小学生以外の青少年、子育て世代にも必要なのに、代替施設の提案が不十分である。
(4)旧耐震基準というが、特定の施設だけでも、長寿命化という選択肢はないのか。
(5)代替施設という放課後子ども教室の設置が順調に進んでいないのではないか。
 等の多くの利用者、市民の懸念の意見が出されました。

 これに対する横須賀市からの回答は、全ての施設を一律に令和6年3月末に廃止するという紋切り型のもので、多くの市民、利用者から不満の声が出されています。

そこで今回、2・3月市議会に対し、みんなの家利用者を中心として、横須賀市議会に対し、みんなの家廃止対象7施設については、一律廃止に反対し、各施設の状況や利用者の要望を踏まえた、きめの細かい個別的対応をとることを求める請願を、726名の市民の署名とともに提出しました。

 この請願は、3月14日10時に民生常任委員会で審議され、請願者代表の高沢裕子さんが、意見陳述を行う予定です。
誰も1人にさせない横須賀の実現のため、実際に多くの利用者のいるみんなの家についての利用者の切実な声、問題を多くの市民にも知って頂きたいと思います。
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2022年12月29日

米海軍横須賀基地排水より、国指針値の258倍のPFOS等が検出、市が立入調査。

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昨年5月以降、米海軍横須賀基地排水処理施設から人体に大変有害な有機フッ素化合物PFOS等が検出され、9月29日には国の暫定指針値の258倍が検出され、汚染は相当深刻かつ広範で、放置すれば周辺の海産物、私達の健康に影響を及ぼしかねません。

 これに対し上地横須賀市長も排水の停止や米海軍横須賀基地へ立入調査を求めました。18の市民団体と市民も、3回にわたって横須賀市に原因究明、立入調査、排水の停止等を求める要請を行い、在日米海軍司令官と米海軍横須賀基地司令官に同様の要請の手紙を出し、12月18日に原因究明・立入調査・排出停止を求める市民集会を開きました。

 これらの動きを受け米海軍は11月1日から排水処理施設に活性炭のフィルターを取付け、12月15日に横須賀市と国による米海軍横須賀基地への立入が行われましたが、排水処理施設の排水口の排水の採取できず、周辺の海水のみの採取に止まり、市の求めた排水路リフトステーションの溜り水、土壌、排水処理場汚泥のサンプリングはできず、10月28日と11月2日の排水調査結果は検査の不備によって発表できず、11月18日の排水調査結果も、数値を明らかにせず、国の基準をクリアしているというのみでした。

私達は市民の健康を守るため、原因究明のための市・県・国による包括的立入調査とサンプリング実施、米海軍調査報告書の速やかな公開、排水処理施設出入口での毎日の排水調査と、国の基準以下の確認がされるまで排水の停止、周辺の海産物や人体血液中のPFOS等濃度調査等を求め、今年も市、県、国や米海軍に対し要請を続けていく予定です。

posted by BlogMaster at 00:00| Comment(0) | 原子力空母・市民の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月04日

みんなの家について、利用者の要望に応じた、きめの細かい個別的対応を求める

 横須賀市は市内のみんなの家のうち旧耐震基準の7施設(追浜、坂本、衣笠、浦賀、鴨居、久里浜、大楠)を令和6年3月末までに廃止し、小学生に放課後子ども教室という代替施設を近隣小学校に設置することを計画しています。
 
 しかし、これについて令和4年10月に行われた説明会では、参加者から、

(1)各施設で利用率が違う(衣笠は追浜の3倍)のに、一律に廃止するのはおかしい。
(2)初めに廃止の結論ありきで、事前に利用者のニーズがリサーチがされていない。
 説明会について、なぜ、方針が決定する前に行わなかったのか。
 アンケートも、なぜ、方針が決定する前に行わなかったのか。
(3)みんなの家は高齢者にとって身近な公共施設で遠方の施設の利用は不可能である。
 小学生以外の青少年、子育て世代にも必要なのに、代替施設の提案が不十分である。
(4)旧耐震基準というが、特定の施設だけでも、長寿命化という選択肢はないのか。
(5)代替施設という放課後子ども教室の設置が順調に進んでいないのではないか。

 等の多くの懸念の意見が出されました。
 
 これに対する市からの回答は、全ての施設を一律に令和6年3月末に廃止するという 紋切り型のもので、参加者からは、多くの不満の声が出されています。
 誰も1人にさせない横須賀の実現のため、横須賀市に対して、みんなの家7施設については、各施設の状況や利用者の要望を踏まえた、きめの細かい個別的対応をとることを、強く求めます。
posted by BlogMaster at 17:27| Comment(0) | 呉東正彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする