2017年05月02日

4月25日の原子力空母ロナルド・レーガンよりの放射性廃棄物搬出に抗議するコメント

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1、本日米海軍横須賀基地で原子力空母ロナルド・レーガンの原子炉定期修理によって発生した低レベルの放射性廃棄物の3個のコンテナを、12号バースの原子力空母からクレーンで13号バース停泊の輸送船トランスアトランティックに搬出する作業が強行され、同船は米ワシントン州のピュージェットサウンド海軍造船所へ向けて出航したが、危険な、しかも日米合意違反の作業が強行されたことに、横須賀市民の安全や不安を無視したものとして強く怒りを覚え、米海軍に抗議する。

2、原子力空母の原子炉プラントの修理作業は、放射性廃棄物を発生させ、放射能漏れや作業員の被曝事故のおそれのある大変危険な作業で、米本国の海軍造船所では、そのような事態が多数発生している。そして、1964年の日米間の合意事項であるエード・メモワールによって、横須賀基地での原子力艦の動力装置(原子炉)の修理と、放射性廃棄物の原子力艦からの搬出は、禁止されている。

3、にも関わらず今年1月から、原子力空母ロナルド・レーガンの日本での2回目の原子炉修理作業が、米国から600人の修理工を招いて横須賀基地内で行われた。
 そして市民の放射能に対する不安が高まっている最中、大量の放射性廃棄物が、本日原子力空母外に搬出され、放射能が周辺に拡散される状況に置かれたこと、そして日本人従業員がコンテナ搬出作業に従事したことは、明らかに日米間の合意であるエード・メモワール違反であり、市民の不安を無視し、人口密集する横須賀基地周辺の市民と基地従業員を放射能汚染にさらす危険を常態化させるものである。

4、さらに原子力空母ロナルド・レーガンは、福島原発直後原発の東方海域でトモダチ作戦に従事して、重大な放射能被曝を受け、多数の乗組員が被曝して起こした裁判も未だ決着せず、相当程度艦が被曝しており、3月2日には外務省より、別途トモダチ作戦での放射能によって汚染された廃棄物も、大量に基地内に保管されているという。

5、私たちはこの市民の安全を脅かす、危険で日米合意違反の原子力空母からの放射性廃棄物搬出作業につき、日米政府に断固抗議するとともに、市民の安全を守るべき横須賀市長に対し、日米合意の遵守を強く求めるよう、訴えるものである。
posted by BlogMaster at 23:00| Comment(0) | 呉東正彦の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする