2011年05月30日

浜岡原発よりも緊急な、横須賀の原子力空母の安全性の検証

3月11日に発生した東日本大震災により東電福島第1原発では炉心溶融、圧力容器、格納容器、建屋の破壊、原子炉からの大量の放射能放出という深刻な事故が発生している。
 
  5月6日、菅直人首相は、浜岡原発の全原子炉の停止を中部電力に要請し、中部電力はこれを受諾した。同様に巨大地震が発生する可能性が大きく、原子炉事故が発生した場合、200キロ風下の首都圏を放射能が直撃する被害は、我が国に致命的なものだからであろう。
 
  だとするならば、同様に巨大地震が発生する可能性が大きく、その場合東電福島第一原発と同様の事態が発生する可能性が高い、まさに首都圏の東京から南50キロの横須賀にある米海軍の原子力空母につき、なぜ国は米国に対し、何らの対応もしないのだろうか。
 
  今回の大震災でも、横須賀基地で原子炉等の定期修理中の原子力空母ジョージワシントンは、津波で水位が1・8m下がり大きく揺れ、岸壁から引離された。原子力空母が横須賀基地で原子炉稼働中ないし停止後数日以内に、三浦半島を走る活断層の直下型地震や、相模湾や駿河湾沖震源のプレート型地震と、それによる津波が横須賀を直撃した場合に、津波の引波や、海底の隆起による座礁、陸上への乗り上げによって、原子炉を冷やす海水が取り入れられなったり、原子炉を冷却する陸上からの電力、水等の供給が地盤の液状化等によって断たれ、それらの場合に炉心を冷却するための艦内の非常用安全装置が地震と津波の影響で作動しなくなる事態が発生すれば、東電福島第一原発と同様の、周辺に放射能を放出する原子炉事故を引き起こす危険性があるのである。
 
 原子力空母が横須賀や東京湾で原子炉事故を起こしたら、死の灰が風下の首都圏一帯に降下して、多数の市民が致死量の放射能を浴び、白血病、甲状腺ガン、脳腫瘍、肺ガン等を起こし、胎児、子供等次の世代にまで被害は及ぶことになる。原子力資料情報室によれば、風下8キロ以内は全員死亡、13キロ以内は半数死亡、26キロ以内は一部死亡、60キロ以内では放射能の急性障害等の健康障害が発生し、死者は長期的に百万人以上に及ぶと予測している。また死の灰は地表を汚染して長期間放射能を出し続け、現に今福島原発の周辺で発生しているように首都圏の都市活動が潰滅的な打撃を受け、大量の避難民が発生し、数十兆円の被害が生じることが予測される。
 
 しかも米海軍の原子力空母の原子炉は、現在国には情報提供も監督権限もないというノーチェック状況にあり、原発以上に対応が遅れてその被害もさらに深刻なものとなろう。
 
 従って国は、浜岡原発につき迅速な対応をとったのと同様に、横須賀の原子力空母についても母港の見直しとともに、当面以下の緊急の安全対策、即ち大地震と津波が横須賀を襲った場合の原子力空母の安全性につき今回の福島原発事故を教訓とした検討作業を日米共同で行い、情報交換し、その結果を国民に情報公開し、米海軍から住民への説明会を開催させ、横須賀基地周辺20ないし30キロ以内を対象とする総合的原子炉事故防災訓練を米軍及び住民参加のもと実施する等につき、速やかに米国に求め協議を開始すべきである。
posted by BlogMaster at 21:44| Comment(1) | 日々の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。呉東正彦弁護士の横須賀と市民に対する行動力に 感謝し、微力ですが、今後、支援させて頂きます。実は、私 旧 市立横須賀高校時代に忠彦君との同クラスでした。自然を愛す者として横須賀に生まれた者として、また反原子力空母!! 反原発!!を実行していきたいと思っています。

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Posted by 三堀 清 at 2011年06月06日 20:30
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