2016年12月26日

トモダチ作戦被曝原子力空母レーガン水兵らの東電に対する米裁判所の損害賠償訴訟で12月19日米国政府が米国裁判所での審理を認めた地裁命令を支持する声明書を提出!

1、米海軍横須賀基地に現在配備されている原子力空母レーガンは、2011年にトモダチ作戦に参加して、福島原発事故の風下で大量の放射能を浴び、4百人以上の乗組員が深刻な病気となって、米国裁判所で東電に損害賠償裁判をしています。この5月には小泉元首相が訪米し被害水兵と面会してマスコミが大きく取上げ、帰国後トモダチ作戦被害者支援基金を設立しました。

2、この裁判は東電が米国裁判所で審理すべきでないと主張しているのに対して、昨年6月11日に、サンディエゴの米国南カリフォルニア連邦地方裁判所で、米国裁判所での審理を認める命令が出されました。
 しかしこれに対して東電がパサディナの連邦控訴裁判所に中間抗告をし、今年2月に東京電力の理由書とともに、東電代理人を介して、日本政府の、日本で審理すべきという全く東電の主張と同じ内容の利害関係人陳述書が提出されました。
 そしてこの争点での口頭弁論が、9月1日連邦控訴裁判所で開かれ、9月26日控訴裁判所は米国政府に対し、いずれの国の裁判所で審理されるべきかについての利害関係人声明書を提出するよう命令しました。

3、これを受けて、12月19日米国政府は、国務省、国防省、司法省の法務官の連名による、東電の米国裁判所で審理すべきでないとの主張を悉く否定し、米国裁判所での審理を認めた地裁命令を支持する利害関係人声明書を連邦控訴裁判所に提出しました。

4、オバマ政権の最後に(安倍首相の真珠湾訪問前に)、トモダチ作戦に参加しながら、米国内で救済が受けられない多数の福島原発事故による放射能被害者に対して、日本政府の陳述書と全く正反対に、米国裁判所での審理を認めた地裁命令を支持するという明快な声明書を提出した米国政府の画期的決断は、大いに注目されます。

 これを受けて近々に、控訴裁判所の米国裁判所で審理すべきかという判断が示される予定で、それが肯定されれば、いよいよこの裁判の実体審理が、サンディエゴの米国南カリフォルニア連邦地方裁判所が始まることとなります。
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2016年12月25日

横須賀市原子力艦事故対策計画編改訂案のパブリックコメントに皆さんの意見を!

 福島原発事故を受けて政府は、原発については事前避難区域を5キロ以内、防災重点区域を30キロ以内に拡大しましたが、原子力空母では04年に作られた防災マニュアルで1キロ以内避難、3キロ以内で屋内退避、それ以遠は殆ど対策なしとされ、昨年秋からのマニュアル検証作業でも、防災範囲はそのままとなってしまいました。

 皆さんは、原子力空母事故対策は3km以内で十分という政府見解を信じられますか?

これを受け横須賀市は地域防災計画改訂素案を作成し12月21日から1月16日までパブリックコメント(詳細は市のHP http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0250/cof/288/index.html )にかけられますが、私達の安全を守るため、是非多くの皆さんに母港化の是非、防災対策の適否等ご意見を出して頂くよう呼びかけます。
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2016年11月27日

原子力空母レーガンのトモダチ作戦被曝水兵裁判、12月4日エイミイ辻本さん講演会開催

原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会・総会.jpg
原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会・総会.pdf
 横須賀に配備された原子力空母レーガンはトモダチ作戦に参加して福島原発事故の風下で大量の放射能を浴び、原告代理人によれば兵士ら7名が死亡し、4百人以上の乗組員が深刻な病気となって、米国の裁判所で東電に損害賠償裁判をしており、この5月には小泉元首相が訪米して、兵士たちを見舞ったことが大きく報道されました。

 これに対して、東電が米国裁判所で審理すべきでないと主張し、その争点での口頭弁論が9月1日に高等裁判所で開かれたのに続き、高等裁判所は9月26日に、米国務省に、米国裁判所で審理すべきかについての利害関係陳述書を、2月以内に提出するよう、求める命令を出しました。

 これに先立って日本政府が米国の弁護士を通じ2月3日に連邦高等裁判所に、日本の裁判所でなされるべきであるという地裁判決の破棄を求める、東電に肩入れするような利害関係人弁論趣意書を、東京電力の代理人を介して提出していたのです。

 米国務省が、このトランプ政権への交代期に、トモダチ作戦に参加して被曝した米兵の裁判に対して、どのような利害関係陳述書を出すか、それを受けて連邦高等裁判所が、この米国裁判所での審理が始まるかにつきいかなる判断を下すかが、大いに注目されます。 原子力空母・市民の会では別紙のとおり、

12月4日1時より、横須賀市内の逸見ウエルシティー5階第1学習室にて、

総会とともに、この裁判を当初から支援し、小泉元首相の訪米のきっかけも作った、日系人ジャーナリスト、エイミイ辻本さんをお招きして、深刻な兵士たちの被害実態、最新の裁判の進行状況、小泉元首相訪米の舞台裏等につき講演を伺います。

 12月8日に最高裁判決が出される予定の厚木爆音第4次訴訟についての、厚木基地爆音防止期成同盟の金子豊貴男さんからの、裁判報告もあります。

 是非ご参加下さい
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